ぶどう園日記

人生を描く仕事

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今日は1月10日。

例年なら指宿マラソンの日だ。

しかし、コロナ禍にあって軒並みマラソン大会は中止。

人間、何かに取り組むときには目標というものが必要だ。

日々走ることは、それはそれで楽しいこのなのだが、ただ走っているだけではだれてしまう。

調べると直方新春マラソンが開催の予定だった。

20kmのレースだが、目標には十分。

見上げた先には、はためくものが必要だ。

農業がやりたい、と相談にやって来る若者。

それを実現するだけなら大したことはない。

ただ、そこまでのビジョンだと、足りないものが多くてなかなか前に進めない。

手段が目的になってしまっているからだ。

農業で自分の人生を実現したい、とするとどうだろう。

ひと口に農業と言ってもさまざまだ。

野菜もあれば果樹もある。米麦大豆に花もある。鶏や牛という選択もないことはない。

生産してできたものをお金に変える。経費を支払って利益を得る。

一人で生きていくのなら200万円あれば足りるだろうが、パートナーがいて、子供ができ家族を持とうと思えばそれでは足りない。

農業は素晴らしい職業だ。

やっていると、日々発見がある。

喜びがある。

それで生きていけるということは幸せなことだ。

しかし、お金がなければ、幸せもヘチマもない。

人生、金じゃない。

その通りだ。

お金でなんでもできるわけではないが、このご時世、金無しにできないことが多すぎる。

農業を生業にすること。

それを伝えることを仕事にしている。

自分も農業をやりながら、そのことを共有する。

ありがたいことだと思う。

おっと。

マラソンの話だった。

この大雪で直方マラソン中止。

川崎町は雪で真っ白

そりゃそうだ。これで開催ならば、アイゼンつけて走らなきゃ、になる。

それも面白そうだが、開催されない。

ざーんねん。

雪が解けたら、コースを走りに行こう。

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