岩花さんに教わった通り、縦向きのムカデを上げて、横向きの角鋼で四角形を作りながら、谷柱の垂直を見ながら微調整をしていく。
土が柔らかければ人力で押す程度で矯正されるが、硬いとそうはいかない。
そんな時は谷柱から1.2mのところに杭を打つ。
谷柱の上の方にある内張用の角に針金を結びつけ、反対側は先ほど打ち込んだ杭にボルトをねじ込んでそれに針金を引っ掛ける。
針金の反対側の端は先程打ち込んだ杭にボルトで留める。
そして、その杭を打ち込んでいくと、谷柱の傾きぐ直っていくのだ。
これは、いちご農家でハウス職人の友人、高嶋くんに教わった技だ。
色んな人たちの知恵や力を借り、少しづつ形が見えてくる。
ただ、黙って考えているだけではこうはならない。
自分が思い描いている事を口に出して言う。
色んな人に言う。
これが大事なのだな、とつくづく思っている。
一列やり終えてから、振り返ってみる。
まっすぐー?
ちゃーんとお利口さんに並んでいる君たち‼️
好き?
明日もこれを続ける。
これが済んだら、棚になる剛線を張っていく。
ひとまずここまで出来たら、クリア♪