ぶどう園日記

送別会

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昼休みに東公園でジョグしている県職員は一定数いて、毎年1月にある県職労団結がんばろう駅伝大会に向け、日々練習を積んでいる。

500m-250m5反復のインターバル。
ちょっとキツめの速さでペースラン。
ジョグはキロ4分で5キロ行く。

ジョグじゃねーし。

昼休みにそんなことするかっ💢なレベルなのである。

9年前に県庁で働いていた時は、なんとかついて行っていたのだが、もう流石に無理だ。

私はもっぱら公園の外を4キロほどゆっくりジョグしていた。

シャワー室やトレーニング室で彼らと一緒になるので、そこで皆さんとは話をしたりその日の成果やレースの記録を話したりしていた。

練習しない私の送別をしてくれるというので、昼休み着替えて公園に向かった。

「追い出しダーバル」やります。

なんか?それは?

インターバルやって、退職者や県庁外から異動する者は、勝つまでインターバル継続。

・・・・・。

おれ、無理。

やっぱり無理だからいけるとこまでいきます。

一発目。

用意〜スタート‼️

ダーッシュ。

公園にはスタート地点から100mおきに標識がある。

え。

まだ100m?

これは大変だ。

300mまでは同じスピードでいけたが、そこでペースダウン。

こんなこと急にやったらこうなるわい。

何とかスタート地点に戻れたのだが、そこからは息を整えるために離脱した。

「しましまさん、もう一本‼️」

うへぇ、殺す気かっ💢

「今度はハンデ付きです」

最後の東公園ランかもしれない。

いこう。

300mまでは何とかいけたから、あそこまでならいけるかも、だ。

遅くてもいいんだ。前に進むことが大切。

用意、スタート

いけー‼️

100m

200m

ううううう・・

さ、300m。

たまらずそこでペースを落とした。

みなさん、ありがとう✨

走ること。

ただそれだけなのだが、たくさんの人達との縁を運んできてくれる。

今日、みんなと走れたのも縁、色んなレースで友達ができたりするのも縁。

同じ方向を向いて進む。

この魔法は、色んな縁を運んできてくれる。

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