シャインマスカットの果実が水まわり期に入った。
ぶどうの果実は開花のあと初期に大きく肥大し、中期に一旦停滞、後期に再び大きく肥大する。
後期の肥大の際、果粒は急に軟化し着色が始まる。
ベレゾーン期とも言われるが、この単語が使えるとちょっと玄人っぽい。
シャインは色はつかないが、つまんでみるとぷにぷにのあのぶどうの触感になっている。
ジベレリン2回目処理からこの時期まで、ぶどうにとって大変デリケートな時期で、この間に摘心したりすると果実が褐変して萎れたりする。
果実を肥大させるには、無駄な枝の伸長を抑え、可能な限り果実肥大に養分を振り向けることが大切だ。
摘芯したいんだけれども、果実が萎れては本末転倒だ。
そんなわけで2回目ジベ処理から20日ほど枝は触らない。
ぶどうの枝は、3日に一枚展葉のスピードで伸びていく。
20日で約7枚。
それを摘芯していくと結構な量になる。
振り向けば、緑のカーペット♪
この枝はそのままにしておくと、ロボモアちゃんがいい仕事をしてくれる。

この摘芯作業が終わると、ハウス内の作業はおしまい。
あとは梅雨明けを待ちましょう🍇