ぶどう園日記

旅立ち前

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今日は朝からやることいっぱい。

昨日のうちにビニールハウスの隙間を埋めてパーフェクトに外気をシャットアウトするための目詰をしたかったのだが、途中で日が暮れてしまい断念した。

川崎町主催の講演会&ランチが10時からだから、それを済ませてから向かえば間に合う。

あ。

ビニールハウスを締め込んだら、外が3度とか4度でも中は10度を超える。

ぶどうが動き出す🍇

そうなると、一個心配なことがある。

シャインマスカットやクインニーナなどの短梢剪定の品種は、結果母枝を伸ばすために一年生の枝を使う。

大体10芽くらいで切って使うのだが、そのままだと先端の2、3芽しか発芽しない。

頂芽優勢といって、ぶどうは先端の芽が優先的に発芽するようになっている。

そこで、芽傷というのを入れる。

先端数個の芽の下にちょっこし傷を入れてやる。

そうすると、「長男、次男危うし‼️」という指令が樹内に走る。

「にいちゃんがてーへんだー‼️俺が頑張らねば‼️」と下位の芽が出てくる。

かと言って、先端の芽が出ないかというと、芽の下に傷があるだけだから、へっちゃらに出芽する。

結局、全部芽が出る。

この作業は早すぎたら傷が治って効果無し、遅すぎたら樹内の樹液がスタスタ出てきて痛ましい。

ビニールを掛ける直前が最適なのだ。

それをやってなかったもんだから、心配心配。

一日、二日でどうもいうことはないのだろうが、やっぱり心配心配。

そんなわけで、朝イチやった。

やらずにいたら、講演会行っても話なんか耳に入らない。

覚悟を決めて、芽傷と目詰をやり終えたところで11時半。

今から行ったら、講演会聞かずにランチだけってなるが、怠けていたわけではないので駆けつけた。

3年後に竣工予定の道の駅。

「川崎町パンの道の駅」で生産者さんといっしょにどんな取り組みができるんだろう?それをみんなで考え、語り合いませんか?」

という催し。

道の駅にぶどうを出荷することはないかもしれないけど、生産者として町の農業振興は望むところだ。

既存の農産物直売所では年間1億3000万円くらいの売り上げで、道の駅の販売計画額は4億円くらいだろう。

あと3億7000万円新規に生産しなきゃね♪

う。

デザート食べたいけど、この後電車に乗って姫路に向かうのよん。

デザートまってたら電車に間に合わなさそうだし、カウンターでスタンバってるディッシュおいしそうだし。

俺だけ先に食ったらだめ❓って心の中では叫んでたけど、お利口さんにしてました。

デザートまで完食して、ダッシュで電車に飛び乗りセーフ♪

姫路行ってきまーす🏯

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