ぶどう園日記

100キロを笑いながら走ることができる糖尿病患者53歳の苦悩

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秋分の日。

碓井のハウスで作業にかかる前の下準備。

ハウスの中と周辺に結構草が生えている。

まずはコイツらを何とかしよう。

なぁに、園主さんの乗用モア貸してもらえるから、ささーっと終わらせよ♪

お借りしまーす♪

キュンキュンキュンキュンキュンキュン。

キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン。

キュキュ・・・キ。

あ。

バッテリー上がってら。

納屋からプースターケーブル借りて軽トラのバッテリーに繋いだ。

キュンキュンキュンキュンキュンキュン‼️

セルは回るようになったがかからない。

チョークのワイヤーが切れているって言ってたな。

ここをこうして、と。

キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン‼️

かからん。

しゃーない。

仮払い機で周りから片付けるか。

秋分の日とはいえ、最高気温31度。

きつー?

100キロを笑いながら走ることができる糖尿病患者53歳。

高温下の重労働に脱水症状に陥る。

くそう。これは相当キツイぞ。

仕方ない。

家から乗用モア持ってくるか。

乗用モアを軽バンで持ってきて再チャレンジ。

バリバリバリバリ‼️

おほほほほ♪

これは気持ち良い?

100キロを笑いながら走ることができる糖尿病患者53歳。

文明の利器の恩恵を大いに喜ぶ。

木みたいにぶっとくなった草も微塵になっていく♪

それよりも何よりも、楽ちーん?

バリバリバリバリバリ、バ。

あら?

調子に乗りすぎてちょっと負荷かけ過ぎたかな。

気を取り直してええ、エンジンスタート‼️

キュンキュンキュンキュンキュンキュン、キ。

・・・・・・。

ブルータス‼️お前もかっ?

買ってから、バッテリーメンテなんてしたことねーし、そういう年月は経ってるな。

くそー‼️

型番暗記して、近くのホームセンターでバッテリーを買ってきた。

さあ、取り付けるぞ。

とか。

これ逆向きのヤツやー?

100キロを笑いながら走ることができる糖尿病患者53歳。

暗記は苦手。

奥様がサイドの草を鎌で手伝ってくれていた。

本当にありがたい。

乗用モアちゃんの調子が良くなったところで、ハウスの中と外、おおむね完了?

100キロを笑いながら走ることができる糖尿病患者53歳。

あと一月足らずで54歳。

まずはスタートに立てた。

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