土曜日から基礎の設置にかかった。
先週のうちに墨出ししておおよその外形を決め、基礎のコンクリを埋める位置を決めていった。
岩花くんに無理言って、レベラーを貸してもらってレベルを出してもらった。

岩花くん、午後から用があるので、私もやり方を教えてもらった。
でも、大丈夫なんだろうか。俺みたいな素人がやって、ハウスが波打ったりしないんだろうか。
うっすらと漂う不安を打ち消す人物登場。
建設業の社長、晴美さん‼️がご自身の現場を抜け出して見に来てくれたのだ。
「だいたい合っちょうよ。他のとこもレベル出しといてやろう」
さっと取り出したレベラーは、相当な優れもの。
XとY軸を登録するだけで、畑内の全ての位置でレベルを出すことができる。
ありがとうございまーす?
「あとは基礎石の長さ測ってその長さの棒を使って・・・」
やり方を伝えると、なんかあったらまた電話して〜♪と去っていった。
土曜日のうちに3箇所掘ってみた。

作土の下は一部粘土で、これがこの地域本来の地層のようだ。
土手から離れていくと基盤整備の時に盛った層が厚くなり、粘土が消える。
少し深めに掘って、鎮圧し、マサ土で調整して基礎がお利口さんに並ぶようにする。
基礎石は一基約60kg。
キャリーがあったらいいな。四駆の。
久松さんにお願いした。
「持っていってやろう。古いからずーっと使っていいよ。俺は使わないから。」
えー♪
いいの❓
ありがとう??
おやつまで差し入れしてくれた。
ありがたい。
ゆっこちゃんが寄ってきて、まだ暖かい饅頭を差し入れてくれた。

寒い時にあったかい饅頭?
しみる〜?
しみるしみる♪
あ。
明日は糖尿病の定期検査だった?
道具は揃った。

堀りチームがおおかたの位置に配置して、そのあとしっかりチームが水糸にバッチリ合わせていく。
朝から試行錯誤しながらやり方を工夫すると、だんだんスピードが上がっていった。
一列26基。
午後になって更にスピードアップ‼️
2列に手がかかったぞ。
今回、ユンボはみやこ町でいちごを作っている友達に貸していただいた。
更にその操縦は、農機メーカーで働くやまちゃんが担ってくれた。
友達と言ってもやまちゃんと会うのはこれで四回目くらいか。
友達?
いやいや、こんなににこにこして私を助けてくれるやまちゃんは、もう家族みたいなもんだ。
今回もまた。
いろんな人たちの支えがあって前に進めた。

ちゃーんと真っ直ぐ並んだ基礎を見ていると、ここから始まるんだな、そう思えてくる。
始まるんだな。