はい。もしもし。
「ひろしちゃん、8日8時から裏田の水路掃除です。年会費は一反500円。よろしくお願いします」
・・・・。
しまった。
隣の秀昭さんとの共有名義の田んぼがあって、共有だったら年貢や固定資産税の支払いが面倒なので、この際分けましょう、ということになり、何枚かある田んぼを分配した。
その一つが通称「裏田」と呼ばれる集落の裏手にあって、昨年まで耕作していた人が、「もう作りません」と返してきた。
面積10a。
作っても割に合わないよな。
というわけで、今年から私が耕作者。
水田を耕作すると、色んな義務が生じる。
中でも重要なのが水利の出役だ。
平たくいうと水路周りの草刈りと溝さらい。
しまった?
あの10aのために1日潰れてしまう・・・。
水とか使わないのに。
ただでさえぶどうに追いたくられているというのに。
しゃーない。
行かない、という決断はない。

やってみると楽しかったり