ぶどう園日記

私の特等席

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私の特等席。

お手伝いのみんなが帰った後、ここに座ってみる。

夕暮れまでの少しの間、ここで畑の色が夜に変わっていくのを眺めている。

ぶどうたちと語らう。

まだまだ、私にぶどうの声は聞こえない。

そんなことはいい。

ただ、心が平らになっていく。

それが心地いい。

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