昨日、台湾での「あまおう」フェアに密着取材していたNHK福岡の取材を受けた。

「どうして国内でも売れている「あまおう」を規制が厳しく、難しい台湾に輸出するのか。」
これが一つ。
もう一ついただいた質問がある。
これは私達が今回渡航して何をするのかという事に関するものだ。
①フェアの確認や消費者の反応を確認する、②関係機関と情報共有、③台北にある店舗を周り、そこで売っている日本産、海外産のイチゴ調査。
この3つを説明した時に記者さんの頭に湧き出た疑問。
「他の国や他の産地のイチゴを調べてどうするんですか?」
う。
いいとこついてくるね♪
日本のイチゴでは、各県がしのぎを削って品種改良が行われ、産地では品質の高い栽培に日々努力している。
そのイチゴは海を越え、台湾の店頭に並べられ消費者に買われる。

売れている、ということはこちらの消費者に受け入れられているということ。
見た目違う、価格違う、味も違うさまざまな産地のイチゴ。
だけど、いろんなコンセプトと価格を考慮して買われていくのであれば、きっと「あまおう」にない魅了が隠されているに違いない。
それを輸出先で探し出し、「あまおう」をもっと輝かせる方法を考える。
海外では安さの韓国産、出荷時期が逆のオーストラリア産、日本産では奈良県の古都華と桃薫、ホワイトパールのグラデーションが素敵、人気のクマモンイチオシのゆうべに、静岡の大粒な紅ほっぺ。
そして、台湾産のイチゴ。
今回、最も興味を惹かれたのがこれ。
専用箱にピンクのウレタンが敷かれ揃った粒が綺麗に並べられている。
果実の揃いも形も良く、しかも色も真紅でヘタの元まで真っ赤だ。
見た目、これは美味しそうだと感じる。
値段はというと、500元。およそ2250円。
あまおうが1トレー580元で売られている横で、量目が多いにしてもこれはほぼ対等なデーブルにあるではないか。
これは買って食わなければ。
もし、そこそこ美味しいのなら、これは相当ヤバいことになる。
台湾産イチゴがあまおうは愚か、日本のイチゴに勝る競争力を持つことになるのだ。
相当な緊張感を持って購入した。
イチゴ1箱2250えーん‼️高いなんて言ってる場合かっ‼️
こういうことがある。
だから、現地で売り場を見るということが必要なのだ。
緊急告知‼️
2月27日 18時10分から
NHK福岡・北九州 ロクイチ
台湾「あまおう」フェア
〜しましまくん取材でカチカチになる〜
放映予定‼️みてね〜♪恥ずかしいけど