ぶどう園日記

成功のもと

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この間、ここでお客様に袋掛け体験とBBQをやっていただいた。

7月の初めとはいえ、晴れればあのジリジリとした真夏の太陽が容赦なく照りつけた。

反省。

7月を舐めていた。

当初はぶどう畑の中にコンロを据えてやっていただくつもりだったが、前日までの豪雨で畑の中はビチャビチャ。

当日になってハウス外の土間に会場を移した。

曇りのち晴れで暑かったが、みなさん楽しんでいただけたようだったので胸を撫で下ろした。

今年は同様のイベントをあと二回開催するのだが、次は8月19日の予定だ。

8月、去年はゲリラ豪雨が結構な頻度で起こった。

雨が降らなきゃ、灼熱地獄。

今回のように安易に考えてると、大変なことになる。

そうだ♪

でっかいテントを建てよう。

そうそう、昔北永くんともらってきたビニールハウスのパイプがあったな。

あれを組んで簡単なハウスを建てて、屋根に遮光フィルム張ったら、日陰でしかも雨を凌げるスペース誕生だ♪

資材は揃ってるとして、セメントの土間にどうやって穴を開けるか、だ。

コメリで電動ドリル借りてきて、先端工具だけ購入した。

位置決めをして、さあ穴掘るぞ‼️とドリルを回したものの、5センチほどでそれ以降なかなか進まない。

あれぇ?

電動ハンマーでガガガとやってみたけどそれでも改善されなかった。

これは無理だ。

方針変更‼️

25mmパイプ用ベースをアンカーボルトで止め、それにパイプを固定していくことにした。

アンカーボルトは、コンクリートに穴を開け、その中に打ち込むと先っちょが中で広がり根差すことで固定される部品で、打ち込んでベースを取り付けるとバッチリ固定された。

1mおきに11本、両サイドで計22本取り付けた。

ここで水曜日が終わった。

木曜日‼️

さあ張り切ってパイプ建てよう♪

計画の寸法にパイプを切り、試しに1本建ててみた。

ポキン♪

あら❓

このベース、構造上パイプ維持できる強度がないのね。

はら〜。

しばし野村くんと座り込んで悩んでみた。

やっぱりさ、穴開けるしかねーんじゃね❓

あ♪そういえば、うちには倉庫に使っているパイプハウスがあってそれがコンクリの土間にパイプをブッ刺している構造だったぞ。

建ててくれた業者さんに電話してみた。

「あ、それウチでやりましたよ。その穴はね、たまたま知り合いの土木屋さんが開けてくれてですね。」

あ〜♪

土木屋さん知ってる♪すぐに福森さんに電話した。

もしもし、これこれ然々こういうことでですね。難儀してます、です。

「そんなん、早く聞いてくれたらいいとに♪それはね、ドリルだけやったら無理で、ハンマードリルで叩きながら削るヤツじゃないと進まんね。」

そう言って、ハンマードリルと先端工具を貸してくれた。

ハンマードリルはコメリにもあったが、これはホンチャンのプロが使う工具だな。昨日借りてきたのと全然違う。

最強兵器のおかげで、1時間ほどで22本の穴が開いた。

パイプを建てると、しっかと立った。

良かった。

なんとかみなさんを迎えることができそうだ。

昨日からなかなか突破できず忸怩たる思いでいた。

突破してしまうと、そんな思いも吹き飛んで失敗は成功の元に早変わりする。

諦めずに突き進む。

ドリルみたいにね。

ドドっといきましょう♪

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