ぶどう園日記

月の光

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先週、たくさんのサポートをいただいて草刈りを終えた単棟ハウス。

今日は元々張ってあったビニールを撤去した。

あのぶどうたちとのキラキラした収穫時期に馴染んでいたら、草刈りとビニール撤去が億劫に思えていた。

やらなきゃいけない作業なんだけど、なんか気が乗らない。

そこに農大生たちがやってきてバリバリと切り開いてくれたら、なんだかこっちも元気満タンになってビニール撤去もノリノリ♪

苗を植える前にハウスの中に果樹棚を張る予定で、その作業前に中をトラクターで空く必要がある。

ネギ農家の友達で、ハウスの地主でもある上田くんにトラクターを借りたいと頼むと、

「ハウスの中はパイプにひっかけたりするから急がないなら俺がやってやるよ」

と、ありがたい申し出をいただいた。

また、元気をもらえた。

今夜は満月。

ぶどうの収穫を言い訳にずーっと走ってなかったから、慎重になってビルドアップやインターバルを避けていた。

月光に照らされて、今夜は走れそうな気がした。

そんなに早くはないがキロ6分から5分に五段階に10キロ。

やりゃーできる。

己は光を持たない月。

太陽の輝きをもらってこれほどの光を放つ。

綺麗だ。

飽き足らず、私たちを照らし色彩を与える。

農大生や上田くん、みんなは私に月の光をくれた。

今日も色鮮やかに前進♪

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