ぶどう園日記

同じ釜の飯

  • LINEで送る

薬院の餃子李に18時半集合。

集まったのは農大の校長に職員にアラートとか出たら国民保護で忙しくなるヤツにワンヘルス関係、水産試験場の研究員などなど。

みんな県庁の職員とわたくし元職員。

共通項は、県庁の中で輸出に関わった輩達。

農大校長の重松さんが三月で退職する。

ならは送る会をやろうと草野くんと福田くんが宴を準備してくれた。

輸出商社にいた時、私を支えてくれた草野くん。

昔から腐れ縁なんだけど、退職前に農大の非常勤講師に取り立ててくれた福田くん。

商社で私の後任だった中土くんや岡部くん。

そして校長も以前輸出のセクションにいた。

そう。

みんなの共通項は輸出行政。

これまでの回想を肴にどんどん盛り上がっていった。

輸出という誰もやったことない分野に直面し、全く思いがけない状況で、決断していった。

その時はゲロが出るほどしんどかったけど、今となってはいい思い出だ。

それを共有できるのは、このメンバーなんだな。

「今日のみんなはさ、」

重松さんが胸を叩きながら言った。

「みんなここが強いんよ。」

そうかも知れない。

潰れそうになったその瞬間、こいつらがいた。

仲間とは嬉しいもんだ。

しっかし、これまでの歴史聞いてたらさ、

どこ切っても問題だらけやね。

わはは。

そういうのを楽しみきるヤツらの宴会は、いつまでも続く。

  • LINEで送る