お‼️
ブラックオリンピアちゃんたち、日に日に大きくなってるね💕
種ありの品種ってこの子たちだけなんだけど、花が咲いて授精がうまくいってぶどうの粒ができる。
授精には、花の時期の天候や温度が大きく影響する。
今年は晴れの日もあったが、曇天や雨の日もあった。
どうだったのだろうかとこの時期は毎年ドキドキ。
授精がうまくいかないと残念な房になってしまう。
かといって授精がうまくいきすぎたら、房についた粒が多くなる。
粒がつき過ぎると摘粒作業が大変になるのだ。
程よく受精して摘粒しなくて丁度良い房になるのが理想なのね。人間様の勝手だけど。
今年はというと。
少しうまくいってない房や着き過ぎのものもある。
今の段階でちょっと頼りないくらいの房。

これが良い。
ブラックオリンピアは約10a。
そこに咲いた花穂は推定30000房。
先週金曜日にこれを摘房して約半分の15000房にした。
伸びるのをやめた枝の房を中心に取り除き、まだまだ伸びそうな枝には二房つけたままにして落ち着くのを待つ。
枝が伸長を止め樹全体が果実肥大に生長を切り替えたのを確認してからもう一度摘房して7000にする。
さらに、着色の状況を見ながら4000房まで選抜する。
30000房の中に丁度良い房が4000有れば良いのだ。
いきなり4000房にすると枝がどんどん伸びて果実肥大が鈍ってしまう。
この辺り、ぶどうの声をしっかり聞いていると彼らはちゃんと答えてくれる。
うんうん♪
今年も問題なさそう。
良かった良かった♪