ぶどう園でシャインの剪定と芽傷入れをやった。
枝をハウスの外に小積み上げると、結構なデカさのモアモアが二個もできた。
今日は、バレンタインデー。
先週、フライングで妻からもらったチョコを一日一個ずつ食べている。
義理だろうが本命だろうがチョコは美味しい食べ物に変わりない。
贈り物とは、贈る相手がいない場所で、その人のことを考えながら選ぶ。
だからその気持ちの何倍も嬉しいものだ。
ありがとう♪
今日、また一つ高畑さん伝にチョコを頂いた。
ありがとうございます。
「九州大学が開発したぶどう、BKシードレスのドライにしたものを68%のカカオでコーティングしたサクサクっとした食感のチョコ。」
BKシードレスは、大粒で強い甘さが特徴の新品種ぶどう。
この品種は、結構前にウチの畑に植えられていた。
昨年、大粒に育ったBKシードレスを母に見せると母が言った。
「これはお父さんがね、これならあんたでもつくれるから今のうちに植えておく、と言って植えたんよ。」
父は、私が農業を選ばす、他の仕事に就いてもなお、私がいつでも帰って来れるよう、ぶどうがつくれるよう力を注いでくれていた。
今になって気づかされる事がたくさんある。
親とはありがたい存在。
この話は夏に書いたことがあるが、BKシードレスに反応し、チョコをくださった方にお礼とこの話をした。
すると、
「なんか、シャインマスカット作ってる人にシャインマスカットを贈っちゃったみたいな事をやらかしたと思ったのですが。」
いやいや、BKシードレスは私にとって大変思いの深いぶどうです。
その粒の美味しいチョコをいただき、嬉しく思っています。ありがとうございます♪
「なんで公務員なのに、休みの日に一生懸命ぶどうを作っているのかなと思ったりしてたんですが、そういうわけだったんですね。
どうして農業から離れなかったのか、聞けてよかったです。
お返しもらった気分。
ありがとう?」
あはは。
チョコをいただいた。お礼にホワイトデーに何か贈る。
収支で言えば0なんだし、わざわざ物をやったりもらったりするのは意味のないことだ、と言う考え方もある。
でも、その事がきっかけで心と心がふれあうこともある。
義理チョコと嘲るなかれ。
義理と人情、秤にかけりゃ、だ。
どこかの生命保険会社は、一昔前まで「G、N、P」を営業方針に掲げていた。
国民総生産ちゃいます。
義理と人情、プレゼント‼️
G‼️ N‼️ Pー‼️
こんな時代だからこそ、義理を重んじる気持ち、行動が重要になる。
ビニール張り終わったら、遊びに行ってみよう。